こんにちは。ひーかです。
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前回の記事ではカナダで保育士として働くメリットについて紹介しました。
今回は、カナダで保育士として働いて大変だった、苦労したことについてお話します。
カナダで保育士として苦労したこと
言葉の壁
やはり一番苦労したのは英語でした。
私は渡加後に2ヶ月間、Global Villageという語学学校に通い、その後5ヶ月間スムージーショップで働きましたが、その当時の私の英語力は日常会話がギリギリできる程度でした。
そんな私がチャイルドケアセンターで働くことになったのですが、そこで使われている英語が耳慣れないものばかりで、慣れるまでは落ち込む毎日でした。
よく覚えているのが、初日にある先生に「おしゃぶりを取って」と言われたのですが、「おしゃぶり」という英単語を知らなかったので、その先生が何を取ってほしいのか分からずに右往左往していると呆れられた思い出があります。
ちなみに「おしゃぶり」は英語で「Soother(スーザー)」又は「Pacifier(パシファイヤー)」と言います。
その他にも、こちらで子どもたちが歌う歌を知らなかったので、歌詞を調べてYouTubeで何回も聞いたり、病気の名前を調べて覚えたりと、普段使わない英語に慣れるまで苦労しました。
保護者や同僚とのコミュニケーションも、何気ない日常会話から子どもたちの発達や問題行動などについての専門的な会話まで多岐に渡ったため、聞き取れないことやうまく自分の考えを言えないこともあり、そのたびに自分の不甲斐なさに落ち込んだりしていました。
それでも半年ほど経った頃には慣れて、少し自信が持てるようになりました。
文化の違い
違う文化を学ぶことは自分を成長させるいい機会になりメリットにもなることですが、相手側の主張が強すぎたり、文化の違いを受け入れられなかったりするとストレスになることもあります。
カナダは移民の国なので、あらゆる国から人々が移住してきているため、さまざまな文化に触れる機会があります。カナダの人は比較的寛容で、他国の文化を尊重し受け入れようとしてくれていますが、私の経験や友人から聞いた話によると中東や中国出身の人は自己主張が強い傾向にあります。宗教的な価値観や違いもあるため、文化を理解するのに時間がかかるかもしれません。
冬の寒さ
カナダでは、1年の半分が冬と言っても過言ではありません。その年にもよりますが、10月頃に初雪が降ることが多く、11月には気温がマイナスまで下がり、ー20℃前後になることもあります。
12月から2月頃までは雪が降る日も多く、寒い時ではー30℃前後まで気温が下がります。
ただカルガリーでは、ロッキーマウンテンからChinook(シヌック)と呼ばれる暖かい風が吹くため、極端に寒い日がずっと続くことはなく、1日のうちに気温が20℃も上昇したりすることもあります。
私は最初の2,3年は、やはりこの寒さや気候に慣れずに毎年風邪を引いたり、副鼻腔炎になったりと体調を崩すことも多かったですが、今ではすっかり慣れて風邪を引くことも減りました。
こちらの保育園ではー15℃くらいまでは子どもたちを外で遊ばせるので、-20~30℃まで耐えられるジャケットや帽子・手袋、冬用のブーツなどしっかりとした防寒対策が必要です。
特に私はしもやけになりなすいので、防寒用の靴下とブーツは必需品です。
以上、私が経験したカナダで保育士として働いて大変だったことについてお話しましたが、ほかにもカナダの保育士資格や待遇などについても質問等あれば気軽にお問い合わせください。
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